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アフォリズム研究の最前線!

西洋のみならず日本の文学にも影響を与えた「アフォリズム」の論文集。

アフォリズムって知っていますか? 短い言葉の中に深い意味を凝縮した表現を指し、 箴言、格言、警句などと訳されますが、単なる言い伝えや教訓とは一線を画し、哲学的な思想や鋭い観察眼が込められています。

例を挙げると有名なものでは

「人生は一箱のマッチ箱のようなものだ。重大に扱うのは馬鹿らしいが、ぞんざいに扱うのは危険だ」
「芸術は長く、人生は短し」

など。短い言葉の中に、人生の真理が凝縮されていると思いませんか?

数年前に話題になった、大谷翔平選手の 「憧れるのをやめましょう」みたいな名言も、ある意味アフォリズムと呼べるかもしれません。

西洋で生まれた言葉の形態ですが、芥川龍之介、森鴎外、萩原朔太郎などにも影響を与えました。 文学研究者はもちろんのこと、アフォリズムを通して文学をより深く考えたい方にもおすすめです。

巻末には萩原朔太郎の「アフォリズムに就いて」全文を日仏語で収録しています。

目次

まえがき
第1章 アフォリズムと教養
01 ヴァンサン・シャルル「剪定して力を増す 思想の刺激剤としての引用」
02 ブラン・ラファエル「この思想は確かに私のものであるが、私の思想ではない」ルソー対アンソロジー製造家
03 國重 裕「森鷗外『知恵袋』とAdolph von Knigge
“Über den Umgang mit Menschen” をめぐって

第2章 雑誌におけるアフォリズム
04 クレピア・カロリン「 « En chair et en os, – en os surtout »(痩せてガリガリ)19世紀末フランスにおけるサラ・ベルナールを標的とした女性嫌悪のアフォリズム」
05 篠崎 美生子「アフォリズムに何が求められたのか 近代読者の欲望と「侏儒の言葉」」

第3章 アフォリズムで文学作品を書く
06 朝比奈 美知子「萩原朔太郎のアフォリズム 詩の原理と詩語をめぐる内的省察と実験の軌跡」
07 杉本 圭子「大岡昇平とスタンダール 小説におけるアフォリズム的表現をめぐって」

■巻末付録■
萩原 朔太郎「アフォリズムに就いて」

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一冊取引所 apresmidi-publishing

越境するアフォリズム シンポジウム「アフォリズムと通念‐日仏独文学をめぐって」論文集

著者: ボーヴィウ・マリ=ノエル(編)

ISBN 978-4-910525-03-7
本体価格 2310円(2100円+税)
仕様 A5判並製 232頁
2025年3月14日発売

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